メール送信時におけるサブミッションポート(ポート587)と
送信者認証機能(SMTP認証)のご提供につきまして

Luice-netでは、「迷惑メール対策強化への取り組み」の一環といたしまして、
2006年4月1日(水)より、メール送信を受け付ける専用のポート(サブミッションポート)と送信者認証機能(SMTP認証)のご提供を開始いたします。

ご利用にあたりましては、お客様のメールソフトにおいて、
送信ポート番号の変更と送信認証の設定変更が必要となります。

サブミッションポート(ポート587)と送信者認証機能(SMTP認証)を使ったメール送信の仕組み

送信者認証(SMTP Authentication)機能の概略図

一般的に電子メールの送信には、メールの配送処理を行うSMTPと呼ばれるプロトコルが用いられ、ポート番号と呼ばれるサービスを識別する番号は25番が使われます。
このポートとは別に、お客様から送信されたメールを受け付ける専用のポート「サブミッションポート」とIDとパスワードで認証を行う「送信者認証」と組み合わせることで、不正なメールの送信を減らします。


サブミッションポート(ポート587)と送信者認証機能(SMTP認証)導入のメリットにつきまして

メリット1の図

メリット1

メール送信の際にお客様のアカウントとパスワードによる認証が行われますので、将来的には「送信者認証」を行わないメールの送信を許可しないことで、本来のLuice-netのお客様ではない第三者がなりすましによりメールを不正に送信することを未然に防ぐことが可能になります。これにより、インターネットに流通する迷惑メールを減らすことができます。


メリット2の図

メリット2

メール型のウィルス(ワーム)は、お客様のパソコンの中に保存されているメールアドレスを探し出して勝手にメールを送信しつづけ感染を広げようとします。今後の「Outbound Port25 Blocking(*1)」の実施により、お客様が意図せずにウィルス感染したメール送信してしまう心配がなくなります。
Luice-netでは今後「Outbound Port25 Blocking」の実施を予定しています。
*1「Outbound Port25 Blocking」とは、迷惑メール対策テクノロジのひとつで、接続をしているプロバイダのメール送信サーバを利用せずに、外部のサーバを中継してメールを送信する際に利用する出入り口(Port25)の利用を制限することで不正なメール送信を防ぐ施策です。


設定のご変更が必要となるお客様

設定の変更が必要かご確認ください

 
メールの送受信には、メールソフトをご利用されていますか? →はい→ メールソフトの設定変更をお願いします
メールソフトをお使いの場合には、現在の設定でもご利用が可能ですが、セキュリティ向上のために設定の変更をお願いします。
↓いいえ↓
設定変更などの必要はありません
メールの送受信にメールソフトではなく、Webメールをご利用されている場合には、そのままお使いいただくことができます。
   

送信者認証機能に対応したメールソフト

送信者認証機能への対応を Luice-net が確認したメールソフトは以下のとおりです。

一覧のメールソフト名をクリックすると、該当のメールソフトでご利用いただくための設定変更手順のマニュアルをご覧いただくことができます。

Windows

Macintosh


※マニュアル中の[メールアカウント]および[POPサーバ]、[SMTPサーバ]の項目には下記を入力してください。
アカウント名 お客様のユーザー名
POPサーバ mail.luice.or.jp
SMTPサーバ smtp.luice.or.jp

Luice-netのサービスは上記メールソフトでもご利用が可能です。設定方法等の詳細は、ホームページのマニュアルをご参照ください。